乳酸菌飲料
乳酸菌飲料とは
乳酸菌飲料は牛乳などを発酵させてから甘味料、香料、果汁などを加えて、嗜好性を高めた飲み物です。乳等省令では、「乳等を乳酸菌または酵母で発酵させたものを加工し、または主要原料とした飲料(はっ酵乳を除く)」と定められています。
乳酸菌飲料の種類
乳酸菌飲料は公正競争規約で次の2つに分けられています。無脂乳固形分の量や乳酸菌の数が違うので栄養に差があります。
家庭でのヨーグルトの作り方
牛乳に市販のプレーンヨーグルトをタネとして加え、次のようにして簡単に作れますが、衛生面には充分注意してください。
作り方
- 牛乳500mLを沸騰直前まで温め、45℃くらいまで冷まします。
- プレーンヨーグルト大さじ3杯(牛乳の約1割)を①に加え、よく混ぜます。このとき牛乳が50℃以上だと乳酸菌が死んでしまい、ヨーグルトができません。
- 市販のヨーグルターに入れて4〜6時間そのままにしておきます。ヨーグルターがない場合は、40℃を保つようにします。熱湯ですすいで温めた魔法びんに入れておくか、ぬるま湯をはったボウルに入れて湯せんにします。
- 4〜6時間後に少し取り出して味をみて、酸味が適当になったら冷蔵庫で冷やします。やや不透明な上ずみができる場合がありますが、これはホエー(乳清)です。
注意点
道具類は熱湯消毒をして、雑菌が入らないようにしてください。
- 家庭で作ったヨーグルトは冷蔵庫で保存し2日以内に食べてください。
- できたヨーグルトをタネにして使用するのは2回までに。それ以上使うと、乳酸菌の活力が低下して固まりにくくなったり雑菌が増えることがあります。
- ビフィズス菌などの酸素を嫌う菌は、この方法では増菌しません。